<山×壱10年後  06/09/17>




 山壱で遂に入籍! とかするのはいつなんだろうか。
 パパ攻真EDの後として……だいたいゲーム内の時期から10年後くらいなんじゃないかと勝手に妄想。

 この頃には壱哉様は優秀な側近を二人も抱え、成功した青年実業家として広く認知されています。吉岡一人の協力で西條の影響下から抜け出せるのなら、メガネパワーが二倍になった今なら西條グループを逆に乗っ取っているかも知れません。表向きの成功と、10年間山口さんになでこなでこされたことにより変態鬼畜ゲージは最大値がかなり縮小されて、せいぜいアダルトチルドレンの範囲内に収まってます。山口さんがタチ専門なので長い間に浮気もちょっとはしてますが、30歳を越えた頃から性欲も落ち着いてきて、性生活では波風立たずに暮らしてます。
 陵辱シーンを攻めで凌いだ山口さんは、後ろは処女のまま黒崎系列直系の会社に転勤して出世街道を爆走。妻になる男が嫁入り道具として山口家に持ち込む黒崎グループ全体を共同統括する為の地固めを進めていきます。夜はベッドで上司を組み敷き、仕事では常にビッグプロジェクトの責任者である山口さんには、借金苦と息子の病苦を背負っていた頃の受けっぽさは既に欠片もありません。百合子さんと生活していた頃のやりやり企業戦士魂が復活して、ちょっとデリカシーの足りないくらいの往時の攻めの姿を取り戻しています。
 吉岡さんは壱哉様のためならエンヤコラなので10年間はほぼ今までどおり。焦げててもしょうがないので吉岡家の血の為に結婚なぞ考えているかも知れません。壱哉様が独身のうちは無論彼も独り身を貫きますが。
 問題は一也です。幼い頃から片親かつ入退院を繰り返してきた一也は年よりかなり早熟で感受性も強く、頭の回転も速い。とはいえ今は思春期の入り口に立ったばかり。父親と壱哉おにいちゃんがいつも一緒にいるのはナニする為という事実を把握した途端ものすごい勢いで壱哉様を拒否。何一つ記憶に残っていない母親への実体のない愛着と、父を壱哉と奪い合うという奇妙な葛藤に悩んでちょっと悪ぶってみたり。しかし根は純情で優しい上、かつて壱哉様が自分の命を救うために奔走した事実は父親から聞いて知っていますから、壱哉への感情というものは嫌悪一辺倒ではなく、愛憎嫉妬憧憬の絡んだ複雑な気持ちで、それはいつかゴックンしなくてはならない苦い薬のようなもの。というのは本人も理解しています。それでも会う度壱哉につっかかってしまうのは、ある意味彼を家族として迎え入れるための一也なりの準備運動なのかもしれません。

 壱哉と山口さんの入籍は一也の心情と生活を鑑み、最低限一也が義務教育を終えてから、というのが暗黙の了解でしたが、一也の中学校卒業が見えてきた辺りから山口さんの心情が変化し始めます。つまり
「どうせいつかは入籍するんだったらダラダラ延ばしてもしょうがないし」
というパパらしい積極的前倒し思考が発動。
 10年も仲が持てば、山口さんが別の女に惚れる可能性も、壱哉様が他の男に靡く可能性もそう多くはありませんから、セクシャリティの問題もクリアできてます。10年の間に家族として暮らすための全ての準備はほぼ整っているわけです。一也の気持ちを除けば。
 壱哉様は例の如くいざという時の弱腰が発動して
「一也が嫌だと言うならあいつが家を出るまで待ってもいい」
とか聞き分けのいいことを言ってみたりしますが、もちろん本音では早く山口姓になりたいですし、それを知ってる山口さんは頑固者でもありますから、一度その気になったらもう後には引きません。
 そんな訳で一也が中2の秋にめでたく養子縁組成立。一也はやっぱりちょっと落ち込んだりして吉岡さんと話し込んだりしてみます。吉岡さんも当然落ち込んでます。とはいえ彼の場合は同時に安堵もしていますが。切っても切れないしがらみが家族というものであり、その意味では吉岡さんもある意味立派な山口家の一員なわけです。
 吉岡は壱哉様ヘの気持ちは黙したまま墓まで持って行く気でいますので、当然焦げた部分は壱哉様にも山口家の誰にも見せません。山口さんもそこは知っても知らぬふり。大人の男同士らしくスルーしてます。新しい家族の中での自分の立ち位置と、「兄」壱哉との関係をどう結べばいいか悩む一也は、第三者的視野を持つ吉岡との会話により少しずつ気持ちが落ち着いていきます。かくして物事はなるようになり、男ばかりのむさくるしい所帯となった山口家は家族としてどうにか纏まりを見せるように。
 数年後には吉岡さんの娶った幼な妻(もちろん女)とかが参入するかもしれません。一也はノンケを貫きます。ゲイになることは壱哉様が許さないと思います。自分のことを棚に上げて
「おまえはせっかくの幸雄さんの遺伝子をおまえの代で絶やす気か!!」
とか滅茶苦茶なこと言ってそうです。でも壱哉様としては自分の財産はいずれ一也に継がせる気でいるので、その意味では一也は大事な「息子」なんですよね。その気持ちは無論一也にも伝わっています。

 そんなこんなで山口さんと壱哉様が入籍して、一也がそれを家族の形態として受け入れていく過程なんぞをもやもやと取り留めなく妄想。捏造家族に乾杯。



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