夢でなく
 現実に 自分の傍に
 彼がいると 確かめて


 ようやく安堵する
 夜がある






 「どうした


 ブルーニャ」










 「眠れんのか?」

 「・・・・・・夢を

 見たんです」



 とても とても

 怖い 夢


 目が覚めると
 陛下が いない


 私は取り残されて


 たった ひとりで





 でも それこそが
 現実で

 それに気づいて
 泣く 夢を


 「・・・・・・・ただの

 夢だ」


 「わしは
 ここにいる」




 「・・・・・・・はい」
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