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12月31日
 師走大晦日の、皆が「やることはやった!あとは新年を迎えるだけだ!」と言わんばかりの、やけっぱち半分、投げやり半分で表面的には平穏になる今の時間帯(夜10時頃)が好きです。年越し蕎麦も食べ終わって、大掃除も諦めて、テレビ番組の「今年末こそは面白いのやってるかも!」という期待も果てて、まあとにかく新年を待つばかり、という今の状態が。私は仕事と抱き合いながら新年を迎えることになりそうですがね……(笑涙)明日までに目処が立つといいなあやれやれ。
 ここ十日ばかり、体調不良で寝込んでたり座ってても仕事がさっぱり進まなかったりで、そのせいでしょうか、何かもう正月休みは終わってしまったような気がしてます。明日は初詣に行こうと言い出す輩が家族の中から出るんでしょうけれども、叶うことならパスしたい。お宮参りはしたいですが元日から震えて参拝待ちして風邪を引くのは嫌だし。
 どうも、この一年近く家に籠もりっきりで仕事をしてきたせいか、時節時流に乗ることがいよいよもって苦手になってきました。自分のペースで生きて、自分のペースで歩いて、自分のペースで自分らしく正月を迎えられればもういい気がしてます。犬が喰い散らかした綿とかが床に散らばってて見るのも嫌なんですが、それだって目を瞑れば見えません。大掃除?心の目で見ればそれはもう終わったことなのさ!
 年明けてこんなにきつきつに仕事が入ってるんでなければもう少し正月行事に参加してもいい気もしますけど。でも仕事が優先だもの……冬になると出る微熱が相変わらず今冬も続いてるので、冬はゆるゆると生きることを前提に……今年の正月はわりと平気だったのは、今ほど忙しくなかったのと、あとは何といっても前の冬は今冬ほど寒くなかったせいだと思います。今年は年越しの大寒波が大暴れのようですね……皆様くれぐれも体調にはお気をつけて。
 さて、それではゆるゆると仕事に戻ることにします。
 今年一年ありがとうございました。
 皆様よいお年を。


12月16日
 年齢制限を設ける理由をはっきりと述べる場所があったほうが良かろうと思い、書き足しました。
 昨今、他サイト様でご紹介いただく機会を得て、色々考えた結果です。別に自分が公共良俗に反した作品を書いているとは思いませんが、だからといってそれを子どもに見せたいかとなると話は別です。子どもには子どもにふさわしい作品があります。少なくとも私は、自分のサイトを子どもが閲覧するにふさわしいサイトだとは思っておりません。
 思えば年齢制限の但し書きをつけなかった時期に、自分があまり小説検索サイト様などに作品を登録しなかったのは、自分の作品が「年齢制限なし」に該当するかどうかの自信がいまいち持てなかったからなのでありました。私の脳内では対象読者は常に「大人」であったので、大人が越えて良いラインは普通に越える、というか全く気にしない前提で作品を作っていたのです。そうして出来上がった作品群を「全年齢」カテゴリに入れること自体に既に抵抗があって、結局登録できないままになった小説が多々あります。しかもレイティングというのは調べれば調べるほど各業界でばらついておりまして、18禁といったら文字通りエロしか気にしない業界や、飛び出る血が赤かったら年齢制限がかかるとか、あまつさえ「いじめ」というテーマを扱ったものでも15禁になってしまう業界やなんか、それはもう色々ありまして、調べていく段階で面倒くさくなってげんなりしてしまいました。
 自分のサイト内で定めた指標というのはあくまで自分一人の為の指標ですので、別に法的に今現在これこれこう決まっているというものがあるわけではありません。そこがまた、レイティングの難しいところなんですが……でももう私は「大人」を対象読者とした小説を書いているんで、子どもは一律排除!で方向性は間違ってないと思います。バイクの免許取得は16歳から、当サイトの閲覧は15歳から。
 ということで、煩雑ですみませんが、ひとつよろしくお願いいたします。


11月27日
 トップページの年齢制限を目立つように書き換えました。
 冒頭から閲覧制限つうのは本来あまり好きではないんですが、青少年の健全な育成のためには仕方がない。といったところです。
 数年間も小説書いてりゃたまには全年齢向けだってあるんじゃないかな、と思ってちょっと自分の作品を見直してみましたが、直截な不幸死にオチ禁止、性の仄めかしも禁止、倫理的にビミョウな恋愛も禁止、となると……あって3作品?くらい?
 さよなら、全年齢。
 13歳以上OKの作品ならけっこうあるような気がしますが、その隣に強姦とか精神的獣姦とか無造作に並べて置いてありますからやっぱりダメですね。獣や蛙といたしている私の作品を詰る友人に、「あれは獣姦じゃないもん!」と反論したのですが、ちつとも受け付けてもらえませんでした。私の中であれらは精神的には人なんですけど、理解してもらえなかったみたい。
 せっかく15禁サイトにしたんだからもうちっとエロいものも書きたいわね、と思いつつ、なかなかその時間が取れない昨今です。


10月3日
「濡れた瞳」公開(お題イロハ内)。
 どうしようか迷った挙句、「女性向」の文字を入れるのをやめました。考えたところで何にカテゴライズできるのかはわからなかったのですが、少なくとも俗に言う「女性向」じゃないってことだけはわかったんです。
 時代や地域ももう少し具体的にならないかと思ったのですが、全て蛇足な感じがして、結局取り払いました。今は書きたいとこだけ書ければいいや。
 最近仕事に気を取られ過ぎていて、更新する作品にもになかなか手間暇が込められません。
 ウェブってのは庭仕事と似てる気がします。(庭仕事、したことないけど)
 長いこと放ったらかしとくと、いつのまにか心ごと荒廃しとる・・・・・・・。


9月13日
 リンク1件追加。塔とお姫さまの作品集に私の「竜の婚姻」を追加していただきました。ほかの方々の作品と並べていただくというのはなかなか面映いです。
 それに合わせてつらつら考えた結果、今後はトップページに年齢制限表示を明記することにしました。前々から、いずれはやらなきゃなーとは思っていたのですが、作品にリンクをしていただいたことで、重い腰を上げる気になれる良いきっかけとなりました。短編小説目次の18禁表示のマークも、Qからわかりやすく改めました。実はマックで表示されないんです、@やAって……。
 前々から、「うら若い中学生はこんな地味なサイトには来ない! もっとキラキラした作品を書かれる方のサイトに行く!」という思い込みで年齢制限表示を長いこと怠ってきたのですが。しかし昨今は小学生でも携帯などでインターネットはやりますし、不確実性の高いネット内において低年齢者に向けて誠実さを保とうとすれば、やはり自分の作品は読まないように配慮をするべき……というのは常々考えてはいました。
 年齢制限を設けると今度は、大人の方で、「年齢制限」という枠をあえて探して来られた方ががっかりするような事態が増えるのではとも危惧していますが、まぁそこはそれです。好悪感情による規制よりも法的事由による規制のほうが公には重要ですしね、と開き直ることにしました。
 腐女子でおたくでウェブ管理人となれば、じわじわと忍び寄る年齢制限規制の波を感じ取らずにはいられません。年齢制限の表示の有無が個々人の倫理観に任される時代はそろそろ終わりなのかな、と思いつつ。でもなぁリヴリーのコミュニティとか見てるとなあ……実際多いよね、小学生……。いくらなんでも小学生に私の作品を見せたくはないのです。
 子どもはサンリオの映画「くるみ割り人形」や「ユニコ 魔法の島へいく」を見るがいいよ。酷さと性を排除しても恐怖とエロスは与えられるという恐るべき見本があすこに……。うう、ぶるぶる。


7月26日
「作品履歴」ページを製作。(トップからリンクしてます)
 ふと思い立って、全作品の製作履歴などを作ってみました。
 実際作ってみるまで意識しませんでしたが、私は、作品の製作時期にかなりムラがあるようです。
 例えば2005年は随分作品を書いてますが、書いてる時期は7月から10月までの、ごく限られた期間なんですね。やる気があるときとないときがあまりにもハッキリしていて、自分で感心してしまいました。


07月11日
「睡蓮」公開(お題イロハ内)。
 実家の池に咲いた睡蓮があまりに綺麗でしたので。
 黄色い睡蓮て初めて見た気がします。前に池にあったのは薄桃だったような……
 池の睡蓮は、花びらは繊細で、中央のしべのあたりはオレンジに色濃く、しかし全体はレモン色という、夢に見るような美しさの花です。池の上に傍若無人にあの丸い葉っぱを浮かべていて、今にも金魚を窒息死させそうなのですが、それがあんな素晴らしい花を咲かせるなんて。
 池も含め、実家の庭は、母が退職して以来、祖母だけが世話をしていたときより何倍も綺麗になりました。母は今必死にダンゴ虫と格闘しているのですが、手間暇かけて丹精をこめるとそれだけ草花は応えてくれる、とは、その母の言葉でもあります。
 自分ではそれを実感できるほど草花に愛情を込められないのですが……ああ、「月一で水をやればいい」だけのオリヅルランが今にも枯れそう……。


05月24日
「双眸」公開(お題イロハ内)。
 女性向けご注意。
 ……いや、女性向けつうか、ようは男色なんですけれども。
 男色は人類の長い歴史の中で局地的にタブーだったりOKだったりした文化です。私の場合、創作小説で「腐女子」仕様になっている自覚はありません。性描写もないようなこんな話などは「女性向け」と言うのすら躊躇われるのですが、まあ今のところほかにうまい書きようも思いつかないし。
 詩人が女でもいいかな、などと考えてみたりはしたのですが、子孫繁栄に至る発展性が存在しないほうが刹那的でいいだろうと思って男のままにしておきました。


02月20日
「小夜啼鳥」に口語版追加。
 携帯サイト用に口語訳してあったのを今まで忘れていました。


02月01日
 移転及び更新。「幼き日々」「乱世」(お題イロハ内)。
 若者×幼い娘、という同一パターンの恋物語を2つ。娘の人格が後退し、男の痩せ我慢度がぐーんとアップ。このパターンは、美しくて甘くて危うい気配が強まる気がします。鉄壁のヴァージニティーが男と女の間にどーんと控えているからでしょうか。性愛としてはちくと歪んでる気がしますが、だからといって男に手を出されても困るし。
 お題イロハ47題、やっと折り返しです。先は長い……。


07年01月16日
 改装に伴い、全ての小説タイトルを1コンテンツ内にまとめた、作品マップを作成してみました。カテゴリ分けは適当なんですけども。
 全45作品。
 ・・・・・・・なんだか私、もの凄い小説書きの人みたい。いや1つ1つがごく短いんでテキストの分量自体は大したことないんですが。
 いちばん古い作品はもう5、6年も前に書いたことになるんですね。10年1世代ですから、もう半世代前か。当時の作品を読むと、やっぱり「まだまだ若いな、フッ」なんどと思います。今よりも、初期作品のほうが設定や文章の綴り方には凝っている印象があります。なんか文とかキラキラしとる。
 今となってはちょっと恥ずかしい気もするんですけど、でも、今あれを書けと言われたら書けそうにもないので、記念(恥の)としていつまでも大事に取っておこうと思ったりしています。




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