*後書*

 


 今日はログインしたら審神者一周年でした。ということで、主より歌仙さんが嬉しい一周年。

 主にちっとも自作の歌を披露してくれない歌仙さんは実は歌が下手なのではないだろうか
 という疑いを、意地の悪い主は初期プレイ当初からずっとずっと抱いてきたわけなのですが、今回は
「歌がうますぎて一度歌うと大騒ぎになるため、軽々と披露できないくらい玄人な人」
みたいなイメージで書いてみました。


 タイトルの紀貫之の歌、『白雪の降り敷く時はみ吉野の山下風に花ぞ散りける』、私が持ってる古語辞典や口語訳つき古今集ではこの歌の「山下風」をそのまま訓読で「やましたかぜ」と読んでいるのですが、万葉集のころは山下風と書いて「やまのあらし」と読んでいたらしいです。古今集の時代の貫之のころには「やまのあらし」「やましたかぜ」なのか、という結論が手持ちの資料からは出なかった(どちらかというと「やましたかぜ」寄りだが根拠はわからない)んですけど、この歌は「やまのあらし」と読んだほうが音感が優しくて貫之っぽいような気がするので(紀貫之の歌って音感や感情が女性的なのです、さすが「土佐日記」を女言葉で書いた元祖ネカマ)、あえて「やまのあらし」と取ってルビを降ってみました。





index