*後書*

 


 とうらぶをプレイした初日、戦場に出た途端に歌仙兼定に対して抱いた衝撃は今も忘れられません。
「ほんもののサドがおるううううううううううううううう! しかもリア充が過ぎるせいで主の前ではサド成分が完璧に覆い隠されとるううううううう! 『首を差し出せ』とか怖ぁっ!!!」
 歌仙兼定……恐ろしい子……!(白目)

 戦場であんなセリフ吐いといて「雅を愛する文系名刀さ」とか嘯いてるとこもそうなんですけど、「僕は之定だからね」とかそれ謙遜じゃないよね!自慢だよね!!このキャラクター、挫折感ゼロだよね!! それなのにこんな甘いボイスで多趣味の隠れサディスト(但し当人は隠してる素振りすらない、隠さなくても人生がちゃんと回りすぎてるから)とか……新しい!!
 好き。

 歌仙兼定への私の愛がどれくらいかと言ったら、
「もし一部隊一キャラクターひとりだけの縛りがなかったら、4人歌仙兼定で1人は宗三左文字で、残り1人は適当に大太刀の誰かでいーや」と本気で思っているレベルです。まぁそんなことになったら宗三さんが4方向から視姦されて大変気の毒なことになるだけだと思いますけど、それくらい歌仙さんが好きなわけです。
 サド成分が入って尚それを覆い隠すほどリア充な歌仙兼定が好きなので、二次創作でもその方向でやりたいのですが、……残念ながら私が2番目に好きになった宗三左文字は、どついたら倒れて死んじゃうタイプのキャラクターだったのでした。
 宗三さんは宗三さんで……。なんで好きなのかつらつら考えてみたら、僧形でですます口調で八の字眉で温室(≒高貴)育ちの二次元キャラクターは私の狭い狭い萌えストライクゾーン直球どまんなかなのでした。ニッチが過ぎて10年に一度以下しか人生に供給されないので自分でも忘れてた……。

 実際に強姦で始まる歌仙兼定×宗三左文字なども思考してみたんですが(わたくし本来はゴーカン萌えなので)、どうシミュレートしても歌仙兼定が宗三左文字の心をゲットできないままバッドエンドになってしまうので、夢オチという形でシミュレートしたものをまとめてみました。歌仙兼定の性格から言って、強姦や調教は欲求的にはアリな気がします……相手が宗三左文字でさえなければ。

 宗三左文字は宗三左文字で、これまた自己肯定感の極端に低いキャラクターで……とうらぶwikiで破壊時のネタバレセリフ読んで泣きそうになりました。桶狭間から本能寺まで一緒だったのだから織田信長には愛されていたと思いますが、ご本人は信長こそが嫌いで、しかし彼の刀剣としてのアイデンティティはもはや信長の刻印にしか存在しないレベルであり……という鬱屈ぶり。桶狭間以降というのは、夫を殺されて敵の愛人にさせられた無力な美女、みたいなイメージなのかなぁとか考えてみたり。しかも「天下人の刀」だから本来のプライドの位置は実は高めときたもんだ。……源氏物語の「空蝉」タイプだな!もっと高貴の出自でしかも世間知ゼロだから「女三宮」「末摘花」成分も入ってて……(←全員強姦されてる。よく考えたら)
 でも宗三左文字の状況でこの上ほかの男にレイプとかされたらもう絶対に生きる気力がなくなってしまうので、さすがの歌仙兼定も無理強いできずに悶々とするがいいよ!!と思いながらこの話は書きました。
 今回のエピソードは、宗三左文字視点の話もそのうち書けたらいいなと思ってます。






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